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AndroidスマホでPDFファイルを読むには、「Googleドライブ」や「Adobe Acrobat Reader」などのビューワーアプリを利用するのが基本です。しかし、様々な原因でPDFが開けないことがあります。

こちらではAndroidスマホでPDFを開く方法や、開けないときの原因と対処法について解説します。

◆AndroidスマホでPDFを開けない原因は？

AndroidスマホでPDFファイルが開けないときの原因はさまざまで、特定するのは難しいことも少なくありません。ここでは、考えられる主な原因と対処法を挙げているので、当てはまりそうなものを試してみましょう。

①デフォルトのアプリ（常に開くアプリ）が違う

Androidスマホにおける「デフォルトのアプリ」とは、特定の操作をする際に毎回使用するアプリのこと。機種やOSバージョンによっては「標準のアプリ」と記載されている場合もあります。

同じ機能を持つアプリを複数インストールしておけるAndroidスマホでは、使用するアプリを「デフォルト」（＝標準）に設定して固定することが出来ます。

たとえば、ブラウザのデフォルトアプリを「Chrome」に設定していれば、Webサイトを開いたときには「Chrome」アプリが起動するようになります。「Chrome」よりも「Yahoo!」がよければ「Yahoo!」アプリをデフォルトのブラウザアプリに設定できるように、自分の好みにあわせたデフォルトアプリの設定が可能です。

このように、PDFを確認するうえでデフォルトアプリが対応できてない場合がありますので、PDFファイルを開く際に使用するデフォルトアプリを変更してみましょう。

今回は、デフォルトアプリとして設定された「Googleドライブ」の設定解除を例にご説明いたします。ホーム画面に設置している［Googleドライブ］のアイコンを長押し。展開されたメニューの［ｉ］ボタン、もしくは［アプリ情報］をタップします。

続いて［デフォルトで開く］→［デフォルトの設定をクリア］の順にタップ。これでデフォルトアプリが解除されたので、操作をおこなう度にどのアプリを使用するか選択できるようになります。

②PDFの閲覧に対応しているアプリをインストールしていない

AndroidスマホでPDFファイルを開けない場合、そもそもPDFファイルに対応しているアプリをインストールしていない可能性があります。

PDFに対応するビューワーアプリをインストールすると、AndroidスマホでもPDFファイルを閲覧できるようになります。

ここでは、PDFビューワーアプリの鉄板である「Adobe Acrobat Reader」と、多くのAndroidスマホで最初からインストールされている「Googleドライブ」を紹介します。

【Adobe Acrobat Reader】

そもそもPDFとは、Adobeが開発したファイル形式であり、「Adobe Acrobat Reader」はAdobeが提供する代表的なビューワーアプリです。閲覧はもちろん、無料版でもテキストや注釈の追加といった編集が可能です。

有料版にアップグレードすると、PDFの統合や書き出しといった高度な編集機能も利用できます。PDFを閲覧する機会が多い人は、インストールしておくと重宝しそうです。

アプリ「Adobe Acrobat Reader」をダウンロード

【Googleドライブ】

「Googleドライブ」のアプリ版には簡易的なビューワーが備わっており、PDFを閲覧するだけなら十分です。Googleドライブ内のPDFファイルだけでなく、端末内に保存しているPDFファイルも閲覧できます。

アプリ「Googleドライブ」をダウンロード

◆ビューワーアプリでPDFを確認する方法

「Adobe Acrobat Reader」でPDFを確認する方法

ホーム画面の「ファイル」タブから［このデバイス上］を選択。ストレージへのアクセスを許可すると、SDカードを含む端末内のPDFファイルが自動的に取り込まれます。ストレージへのアクセス許可後、端末内のPDFファイルが表示されない時はアプリの再起動を試してください。

表示されたPDFファイルの一覧から、閲覧したいPDFファイルをタップすると開きます。編集可能なPDFファイルの場合、テキストや注釈の追加が可能です。PDFの結合や回転といった編集を利用したい場合、有料版へのアップグレードが必要です。

「Googleドライブ」でPDFを確認する方法

Googleドライブに保存されたPDFファイルは「フォルダ」タブに格納されており、閲覧したいPDFファイルをタップすると開きます。